
パスくん
皮下点滴は一度始めると、亡くなるまで毎日、一生続けないといけないの?

キャンちゃん
飲水量の確保、ウエットフード主体の食事で、皮下点滴の頻度を減らせる可能性は十分あります。
皮下点滴を行う理由は、脱水の緩和です。
脱水状態から脱却できれば、皮下点滴は必要なくなります。
口から可能な限り水分を摂取することで、皮下点滴を毎日から週に1~2回に…と頻度を減らすことは十分可能です。
皮下点滴では、不足している水分の補給しかできません。
老廃物を代謝・分解するためには、ビタミン類や必須アミノ酸の補給が必要です。
とくに必須アミノ酸は皮下点滴に混和できないので、口から摂取する必要があります。
👉"食べる点滴"と称してお奨め "脱水ケア"
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お水の器をひと工夫、飲水量を確保
水分の摂取、まずは飲水方法を再検討
を目指します!
流れるお水を設置したり、
👉CAT CARE ペット用自動給水器🐾
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- 水の器を大きくする。
- 床から少し高い場所に設置する
という方法は、効果の有無を体感できます。
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経口補水液で脱水を緩和
》QIX(キックス) ハイドロパウダー
お水を飲んでくれるのなら、点滴と同じように電解質の補給も可能です。
熱中症対策に、「塩分や、飴を一緒に摂りましょう」と言われますね。
これもナトリウムなどの電解質の補給です。
脱水ケア(ゲル)で水分補給
ウエットフードのパウチは、重量比で8割以上が水分です。
パウチの端っこ・・・
あのプルプルしたところを、電解質と一緒にゼリー仕立てにしたのが、
》イースター 脱水ケア・ゲル
脱水ケア(ゲル)です。
電解質の他、ビタミンB群も摂取できます。
まさに、食べる点滴です☆
口腔環境の改善
飲み水や食べ物で水分を補給させたい時、大きな壁になるのが”歯周病・口内炎”です。
腎臓病が見つかった後からでは、全身麻酔下で行うような歯科処置は難しいと思います。
腎毒性の低い鎮痛剤などを使いながら、食べることを維持できるようなケアも重要です。
補足
健診で、BUN・Creは基準値内だけれど、SDMAは高め、といった場合、
先手を打つために、全身麻酔下での歯科処置をお奨めする場合があります。
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