- 猫が水を飲まない時の対処法は…?
- 脱水症状が進んでしまうのが心配
- 腎臓病や、尿結石の予防のため、できるだけ水分を摂ってほしい
- ウエットフードを食べていれば水を飲まなくても大丈夫?
水分をしっかり摂らせましょう…と言われても、具体的にどんな方法があるのでしょうか。
皮下点滴では、不足している水分の補給しかできません。
脱水によって身体に溜まった老廃物を代謝・分解するためには、ミネラルや必須アミノ酸などの栄養素の補給が必要です。
ゼリータイプ、液状タイプ、その都度溶かして使える粉末タイプなど、水分補給にオススメの商品をご紹介します。
栄養素のサポートも必要
動物の場合、点滴では必要な栄養素は十分補えません。
栄養素のサポートは、とにかく食べる事、食べさせる事。
※点滴をきっかけに食欲が出る場合がありますので、点滴に意味がない訳ではありません。
イースター 脱水ケア・ゲル (ゼリータイプ)
15gずつの使い切り包装なので、無駄なく少量ずつ、新鮮に使えます。
ゼリータイプのパウチの端っこ、プルプル部分のようなゲルに、旨味が閉じ込めてあります。
『食べる点滴』と称してお奨めしています。
アースバイオケミカル APPE アペ (スープタイプ)
30gずつの少量包装なので、無駄なく便利。
ポタージュのような、なめらかなスープ。
BCAAという、身体がエネルギーとして利用しやすいアミノ酸が配合されています。
QIX ハイドロパウダー (パウダータイプ)
スポーツドリンクのように、その都度溶かして使います。
3グラムの1包装を250mLのお水で溶かして調整します。
脱水時に不足しがちなナトリウム(塩分)と旨味成分にもなるリンが追加されています。
※慢性の腎臓病の心配がある場合には、かかりつけの獣医師にご相談ください。
》猫ちゃんの腎臓の健康を考えたサプリメント【powney-パウニー-】
ほとんどのお家の猫さんは、水道水を飲んでいます
159票もの投票、ありがとうございます。
9割の家庭で水道水(水道水そのまま65%、水道水を浄水器/煮沸など29%)という結果でした。
- 地域によって水道水の硬度が違うのをご存じですか?
- ヒトと同様、猫も身体の6割は水分で出来ています。
猫に多い腎臓病や尿結石は、水分やミネラルの摂取と関わりがあります。
摂取する水の量や質にも気を配りたいですね。
公益社団法人日本水道協会 「平成29年度水道統計水質編」のデータをもとに、カルシウム・マグネシウム・硬度の違いをまとめてみました。
クリタック株式会社さんのホームページで公開されている、
『全国水質マップ』(https://www.kuritac.co.jp/column/map.html)によると、
千葉県木更津市は、全硬度100mg/mL以上 シリカ20mg/dL以上 とあり、
水道水の硬度は地域によってばらつきがある事がわかります。
猫壱ウォーターボール
器にこだわると、水分を摂りやすくなる事が多いです。
床からの高さを高く設定してあるので、猫さんが首の上下運動を少なく、お水をゴクゴク(ペロペロ)飲むことができます。
また、猫壱のウォーターボールには、目盛りがついていて、1日にどれくらいお水を飲んでいるか、確認することができます。