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【猫の血液検査】BUNが上昇、Creは正常のパターン

2020年8月23日

BUNの上昇↑ CREAは正常→

 

ポイント

BUNとCREA、どちらも上昇していれば、「腎障害」が起きていると考えます。

時々、「BUNは高いけど、CREAは基準値内」という結果が出ます。

「CREAは腎臓病以外では上昇しない」ので、腎臓以外の病気を考える必要があります。

 

腎臓病以外でBUNが上昇する原因

  • 食後の採血・高たんぱく食
     
  • 消化管内(胃・腸)での出血
     
  • 発熱時
     
  • ステロイド剤の投与時
     
  • 筋肉に損傷がある時 など
     

「たんぱく質が多いフード」を食べている子は、BUNが高くなります。

「慢性腸炎」や「腸の腫瘍」など、「腸の中で出血が起こっている場合」にもBUNは上昇します。

体のどこかで「炎症」が起きているにも、BUNの上昇が見られることがあります。

 

腎臓病かどうかを確認するためには…

血液検査の項目(BUNやCREA)だけで腎臓病と判断しません。

体重の変化、食欲・飲水量の変化、脱水の有無・・・

そして確認検査として次に行うべきなのは、「尿検査」です。

「尿の濃さ(尿比重)の測定」が、初期の腎臓病の鑑別には非常に重要です。

腎機能が落ちた猫の尿は薄くなります(右)

 

まとめ

  • BUNとCREA両方上昇していたら「腎機能の低下」が疑わしい
     
  • BUNだけ上昇している場合は、「腎臓病以外の原因」も考える
     
  • 腎臓病かどうかの追加検査で尿検査は必須
     

 

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