- 嫌がって「顎を拭かせてくれない」
- 頑張って拭いても、「すぐ再発してしまう」
- 「何を使って拭けば良いのか」わからない
顎ニキビケアはワセリンがお奨め!
顎ニキビは「見た目が気になる」だけでなく、猫さんにとっても「不快なもの」です。
「ワセリン」を使って「簡単」・「安全」にケアすることが可能です。
猫さんがより「快適」に過ごせるようになります。
猫の「顎ニキビのケア」に、悩まれている飼い主さんは、とても多いです。
特に「ウエットティッシュ」や「蒸しタオル」など、水分で拭き取って、再発を繰り返しているケースが多いです
この記事では、動物病院での臨床経験22年の獣医師お奨めの、
「ワセリン(油)」を使って、「皮脂」となじませて、苦痛なく顎ニキビを拭き取る方法をお伝えします。
👆期間対象商品無料クーポンがもらえる!
猫の顎ニキビの原因
猫の顎ニキビは、「毛穴に皮脂が詰まる」ことで発生します。
主な原因としては、以下のものが挙げられます:
- 食ベ物の影響: 分解しづらい「脂」を含む「高脂肪」の食事
- プラスチック製の食器: 「油汚れ」が付着しやすく、落ちづらい。「陶器」または「ガラス製」が適しています。
- 不十分なグルーミング: あごの下のグルーミング不足。特に長毛種。
ワセリンを使ったケア方法
ワセリンは、「保湿性」が抜群で「皮膚を保護」するので、「安全に」顎ニキビをケアできます。
使用方法は簡単👇
- ウェットティッシュのような水分、アルコール、洗浄液は使わない
- 「ワセリン(油)」と「皮脂」を「なじませて拭き取る」
- 皮膚を傷めずキレイに拭き取ることができます
不妊手術時…。麻酔が覚める前に、ちょっと顎の汚れが気になった時、拭き取る事があります。
この動画の子は、麻酔がかかっていますが、起きている子でも、そんなに嫌がりません。
この方法なら・・・
- 「ヒリヒリした痛み」が無いので、猫が「嫌がりません」。
- 「抗生剤」や「ステロイド系の薬品(ヒビクス軟膏やビクタスクリームなど)」は、使用しません。
- 「あご拭き通院」する頻度が減らせます。
用意するものは、コットンと白色ワセリンの2つだけ
どちらもドラッグストアなどで簡単に手に入ります
コットン
白色ワセリン
一般的なドラッグストアでも、手に入ります。
※消毒用アルコールコーナーや、ガーゼ、絆創膏コーナーの近くにあります。
チューブタイプの、「ベビーワセリン」でも、大丈夫です。
簡単!あごの拭きかた
季節を問わず多い、あごの汚れのご相談
あごの下に、黒いつぶつぶ
顕微鏡で見ると、「皮脂」と「汚れ」が固まった代謝物が見えます。
細菌がいない場合は、ゲンタシンなどの「抗生物質は必要ありません」。
皮脂とワセリンをなじませる
猫は汗をかかない動物で、皮膚の表面は「皮脂」で覆われています。
水分で拭き取ると、はじいてしまいます。
ワセリンのような「脂」で優しく拭き取る方が、皮膚を傷めません。
あまりゴシゴシしない
コットンを使って、「滑らせるように、優しく拭いて」あげて下さい。
皮膚を傷めることなく
キレイになりました。
「白色ワセリン」は、一般的なドラッグストアでも購入可能です☆
※目の周りにも使えるので、「固まった目ヤニ」や、「涙やけ」を拭いたり、「耳そうじ」にも白色ワセリンは使えます
皮膚が赤い・痛がっているような場合は動物病院へ
今回ご紹介した内容は、抗生剤やステロイド系の薬品は使わない方法です。
ウェットティッシュ、お手入れシートで「ゴシゴシ拭いてしまった」結果、皮膚が真っ赤になっていたケースも見てきました。
猫さんにとっての「ストレスが減らせます」ので、ぜひお試しください。
週に1~2回のケアをしてもなお、皮膚が赤くただれたりて痛がっている場合は、抗生剤や炎症止めの薬が必要な場合もあります。
「皮膚自体が赤い」、または「痛がっている」場合は、動物病院を受診してください。
口内炎・歯肉炎によるよだれが気になる場合は、
››歯茎・歯肉に直接塗布するサプリもご参照ください。