♪猫はこたつで丸くなる~ 猫さんは寒い環境が苦手です。
活動量が少なくなる冬の季節は、膀胱炎の発症が多くなったり、慢性腎臓病が悪化するきっかけになることもあります。
パウチを温めて食欲を維持したり、
飲水量をアップするためにぬるま湯を用意したり、
在宅で皮下点滴をされているお家では、点滴液を温めたり、
床暖房や、ペットヒーターで寝床を温めたり・・・
ポカポカ環境は、特に高齢猫の健康をサポートしてくれます。
1.パウチを温めて食欲維持!
狩りをして獲物を食べる肉食動物は、
37℃(体温)くらいの食べ物を好みます。
猫の場合は、温度とともに食べ物の匂いが食欲に大きく関わります。
ウエットフードは温めると香りが立ちあがり、食欲の維持につながります。
パウチの温めにおすすめなのが、
『おしりふき用 クイックウォーマー』
本来は、ひんやり冷たい赤ちゃんのおしり拭きを温めておくためのアイテムですが、
"人肌程度に温める"アイテムとして重宝します。
電子レンジのスピード感はありませんが、
45℃の温度に時間をかけて温めます。
2.温かいお水で飲水量アップ!
外で生活している猫さんが、
温まったバケツの水を飲んでいる姿を見たことはありませんか?
浴槽の残り湯を欲しがる猫さんもよく見かけます。
冷え切った蛇口から出たお水よりも、少しぬるま湯程度に温まったお水の方が、
飲水量が増え、脱水の防止になり腎臓の働きをサポートしてくれます。
脱水が緩和されたら、皮下点滴の頻度が減らせたという事例も多く経験しています。
あまりにも冷たいお水は、お腹を壊す原因にもなります。
給水器の注意点は、こまめに洗浄する事です。
水をためて使用しますので、水槽のようなヌルヌルした汚れが残りやすいので、
こまめにお手入れをして、できるだけ衛生的に使ってあげたいものです。
人間の食器用洗剤は、柑橘系の香りが残る場合が多いので、猫食器専用洗剤もお奨めです。 天然成分なのに、ヌルヌル感をスッキリ落としてくれます
3.点滴液を温めて、低刺激に・・・
慢性腎臓病を患っている場合、お家で皮下点滴をされている方も多いと思います。
「点滴液は使用前に人肌程度に温めてください」と指示を受けることがあると思いますが、
- 電子レンジにかけてもいいの?
- 毎回湯せんして大丈夫?
- 温度調節が難しい・・・
と、これでいいのかな…とモヤモヤされているかもしれません。
いくつか、点滴温めグッズをご紹介します。
ヒーター内蔵で、点滴液を保温することが可能です。
電源は、USBケーブルを使用します。
温度調節ができないので、温まったら電源を抜く必要があります。
使い勝手が良く、個人的にこちらの方がおすすめかなと思うのが、フットウォーマー。
温度調節が可能で、もちろん足を温めるという本来の方法でも使用可能です。
構造は電気毛布と一緒でなので、プラグを抜いて洗濯することも可能です。
足を入れる入り口部分の幅を計って、お使いの点滴バックが入るか確認してください。
250mlの点滴バッグでしたら問題ありませんが、
もし500~1000mlの点滴バッグをご使用されているようでしたら、
念のため確認が必要です。
4.ポカポカアイテムの王様といえば・・・こたつ
♪猫はこたつで丸くなる~
こたつと猫は相性抜群ですよね。
こたつやペットヒーターを使用する際には、低温やけどに十分注意してください。
足腰が弱って、あまり動かなく(動けなく)なっている子は、特に注意が必要です。
ケノンヒーターは、次のような特徴から、
お子さん、ペットのいるご家庭で愛用されています。
- ヤケドの危険性が少ない
- 換気なしで長時間の使用が可能
- 静音設計でホコリも舞わない
ウチの猫さんの場合は、ペットヒーター派でした。
猫鍋にくるっと収まってる姿、いいですね。
牙がチラっと見えたりすると最高に可愛いですね。
この間まで夏日が続いていたのに、
台風がいくつか過ぎて、もうすっかり秋ですね。
そろそろ冬支度を始めても遅くないと思います。