
パスくん
皮下点滴は一度始めると、亡くなるまで毎日、一生続けないといけないの?

キャンちゃん
飲水量の確保、ウエットフード主体の食事で、皮下点滴の頻度を減らせる可能性は十分あります。
皮下点滴を行う理由は、脱水の緩和です。
脱水状態から脱却できれば、皮下点滴は必要なくなります。
口から可能な限り水分を摂取することで、皮下点滴を毎日から週に1~2回に…と頻度を減らすことは十分可能です。
皮下点滴では、不足している水分の補給しかできません。
老廃物を代謝・分解するためには、ビタミン類や必須アミノ酸の補給が必要です。
とくに必須アミノ酸は皮下点滴に混和できないので、口から摂取する必要があります。
👉"食べる点滴"と称してお奨め "脱水ケア"
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お水の器をひと工夫、飲水量を確保
水分の摂取、まずは飲水方法を再検討
を目指します!
流れるお水を設置したり、
👉CAT CARE ペット用自動給水器🐾
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- 水の器を大きくする。
- 床から少し高い場所に設置する
という方法は、効果の有無を体感できます。
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2024/9/16
【脱却可能?】~猫の腎臓病~皮下点滴に頼らずに脱水を改善できるか?
皮下点滴は脱水を緩和するためですが、飲水量の確保やウエットフードの食事で頻度を減らすことが可能です。脱水が改善されれば、皮下点滴は不要になります。口からの水分摂取を増やすことで、皮下点滴を週1~2回に減らせます。老廃物の代謝にはビタミンや必須アミノ酸が必要で、これらは口から摂取します。飲水量を確保するためには、流れる水を設置する、大きな器を使う、床から少し高い場所に置くなどの工夫が効果的です。また、腎臓の健康を考えたサプリメントや脱水ケア製品の利用もお勧めです。
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2024/9/15
【黄色い?透明?】皮下点滴液に混和する可能性のある薬剤は?
ポイント ソルラクトなどのベースになる液体に、様々な薬剤を混和してお渡しする場合もよくあります。 ビタミン剤、抗生物質、ステロイド系抗炎症剤、H2ブロッカー、吐き気止め、下痢止め、止血剤・・・ なお、皮下点滴では"栄養"の補給はできません。 水分・電解質の補給が目的で行われます。 処方(混和)する可能性のある薬剤の一例をご紹介します。 ビタミンB群 ビタミンB1 (チアミン)炭水化物からエネルギーを作る。神経の機能にはたらく。ビタミンB2 (リボフラビン)炭水化 ...
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2024/11/8
2024/9/15
【猫の皮下点滴と静脈点滴、くらべてみました】効果は?ストレス、苦痛は?~慢性腎臓病~
ずっと皮下点滴だけど、静脈点滴の方が効果があるの? 静脈点滴だと入院になるのか…。実際のところ、どれくらい違うんだろう?? 頑張って治療を受けてもらうんだから、絶対に後悔したくないな… 他のお家の猫さんが、違う治療を受けていると、ちょっと不安になるものです。 高齢になればなるほど、猫さんと慢性腎臓病は隣り合わせ。 獣医師になって20年間、たくさんの慢性腎臓病の猫さん・飼い主さんと接しました。 と同時に、私自身も2017年に19歳だった愛猫を慢性腎臓病で亡くしました。 皮下点 ...
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2024/9/15
★点滴液を知ろう★ 生理食塩水・リンゲル・乳酸リンゲル~保存方法・使用期限は?~
ポイント お家で皮下点滴をすることになったけど、 SNSを見たら、病院で教えられた方法とか、点滴の色、使っている液体の名前が違っていたり・・・。 あれ?これで合ってるのかな?なんでだろうな?と思った時に、活用して頂ける記事となっています。 https://twitter.com/ZERO42596487/status/1410839437748031488?s=20 【アンケート】点滴液は何が処方されていますか? Twitterで、点滴液についてアンケートをとってみました。 圧倒的に、乳酸リンゲル ...
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経口補水液で脱水を緩和
》QIX(キックス) ハイドロパウダー
お水を飲んでくれるのなら、点滴と同じように電解質の補給も可能です。
熱中症対策に、「塩分や、飴を一緒に摂りましょう」と言われますね。
これもナトリウムなどの電解質の補給です。
脱水ケア(ゲル)で水分補給
ウエットフードのパウチは、重量比で8割以上が水分です。
パウチの端っこ・・・
あのプルプルしたところを、電解質と一緒にゼリー仕立てにしたのが、
》イースター 脱水ケア・ゲル
脱水ケア(ゲル)です。
電解質の他、ビタミンB群も摂取できます。
まさに、食べる点滴です☆
口腔環境の改善
飲み水や食べ物で水分を補給させたい時、大きな壁になるのが”歯周病・口内炎”です。
腎臓病が見つかった後からでは、全身麻酔下で行うような歯科処置は難しいと思います。
腎毒性の低い鎮痛剤などを使いながら、食べることを維持できるようなケアも重要です。
補足
健診で、BUN・Creは基準値内だけれど、SDMAは高め、といった場合、
先手を打つために、全身麻酔下での歯科処置をお奨めする場合があります。
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