猫さんが歯ぎしりをしているような仕草をしている時の、
原因と対策について簡単にご紹介します。
高齢猫の歯ぎしりはさまざまな原因が考えられます。
早期発見と適切な対策を講じることで、猫の健康と快適さを保ちましょう。
疑問や悩みがある場合は、すぐに獣医師に相談することをお勧めします。
1. 痛みや不快感の兆候?
チェックポイント
- 前足で口を気にしているか?
- 食事量が減っているか?
猫自身が前足で口を気にしているようなそぶりを見せていますか?
痛みがひどい場合、食事量(摂食量)が低下します。
食欲は落ちていない事もあります。
その場合、食欲はあるのに痛くて食べられないという酷な状況になります。
2. 歯や口の健康問題?
考えられる原因
- 歯周病や歯肉炎
歯周病や歯肉炎などが原因で歯ぎしりをしている可能性があります。
肝機能や腎機能によりますが、
全身麻酔下での歯科処置をしてあげる方が、
後々の負担軽減に役立つ場合もあります。
3. ストレスや不安?
チェックポイント
- 最近の環境変化やストレス要因
環境の変化などストレス要因が影響している可能性もありますが、
ストレスや不安が原因で歯ぎしりをするケースは比較的少ないと感じます。
4. 他の病気の兆候?
考えられる原因
- 神経系の異常
口を含め消化器系に問題が無い場合は、
てんかん様発作など神経系の異常などを疑う場合もあります。
高齢猫の歯ぎしりチェックリスト
項目 | チェックポイント |
---|---|
痛みや不快感 | 前足で口を気にしている、食事量の低下 |
口の健康 | 歯周病や歯肉炎、口の中の異常 |
ストレス | 環境の変化、新しいストレス要因 |
他の病気 | 消化器系や神経系の異常、てんかん様発作の疑い |