この本は一言でいうと…
「自分の考えや思いを整理する日記を書く方法を教えてくれる本」です。
10代から50代まで、幅広く活用・共感できる内容だと思います。
日記の書き方と自己理解に関する深い内容でした。
日常の出来事よりも「考えたこと」を中心に日記を書くことの大切さを伝えています。
さみしさには
- 子どものさみしさと
- 大人のさみしさ
の2種類があると語られ、
それを言葉にすることで、自分との対話が生まれることを教えてくれます。
この本から「言葉の選び方の重要性」を学ぶことができます。
思考や感情を適切に表現するためには、
簡単な言葉や決まりきった表現に頼るのではなく、
ていねいに言葉を選ぶ必要があることが伝えられています。
言葉の暴力や浅いコミュニケーションを回避するとともに、
深い理解や共感を得られる可能性が高まります。
日記を続けることの最大のメリットは、自己理解の深化だと感じました。
過去形でネガティブな感情を表現することや、
その背後にある原因を探ることで、
感情の整理や自己理解が進むと示されています。
日記を通じて、もう一人の自分に出逢い、
他者とのコミュニケーションもより豊かになると感じます。
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