病気とのお付き合い

~院内血液検査機器の変更を行いました~

ポイント

・開院以来頑張ってくれていた院内血液検査の機器の試薬販売が終了。

微量採血(0.1ml:目薬2~3滴ほど)で幅広い項目を検査できる機器を購入しました。

・体重600g程度の子猫の検査も問題なく行えました。

・一般健診を院内でも行えます。(従来通り外注検査も可能です)

・検査に必要なサンプル量が少ないので、ワクチチェック(抗体検出検査)など追加検査項目を増やせます

 

 

機器変更を模索中・・・とTwitterでつぶやいていましたが・・・

こちらのゾエティス社のVetScan VS2 という機器を購入することにしました。

 

機器変更によるメリット

  • ほんのわずかの採血量0.1mLほど(目薬2~3滴のイメージ)で15項目の血液生化学検査が可能
    体重600gほどの子猫の体調不良時、重症度の確認にも使用できます。
    ※従来は1.5mLほど採血をしていました。
     
  • 15分ほどで検査結果が確認できます
    健康診断での検査の場合、原則、外注検査を利用していましたが、院内検査で結果をお渡しすることも可能です。
    検査結果の待ち時間で、フードの相談なども承ります。
    ※従来通り外注検査をお奨めする場合もあります。
     
  • 甲状腺ホルモン(T4)測定が可能です。
    従来は外注検査機関での検査をお願いしていましたが、院内検査が可能になりました。
    ※2回分の検査時間がかかります
     
  • 他の検査と組み合わせしやすくなりました。
    検査に使用する血液量が少ないので、追加検査項目を増やせます。
    ※ウィルス検査、フィラリア検査、ワクチチェック(抗体検出検査)など。
     

機種変更によるデメリット

  • 単項目の検査ができません
    検査項目がパッケージ化されているため、
    血糖値だけ、肝酵素だけ、前回数値が悪かった項目だけ、
    といった検査ができません。
  • 項目によっては従来通り外注検査を活用します。
    腎臓病早期マーカーのSDMAや、過去の血糖値が反映されるFRA(フルクトサミン)などは、
    これまで通り外注検査を利用します。
     

~ご提案~ こんな検査が可能です

  • (猫)不妊手術時の麻酔前検査+ワクチチェック(抗体確認検査) 
  • (犬)年1回の健康診断+フィラリア検査+ワクチチェック(抗体確認検査)
  • (犬・猫)年1回の健康診断+ワクチチェック(抗体確認検査)
  • (犬・猫)シニア期の健康診断+甲状腺ホルモン(T4)測定
     

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