★拾われた子猫のための獣医学メモ★

ウエルネス

基本!・・・診察の前には手を洗い、ウェルパスなどで手指を消毒

バイタルの基準値

体温(直腸温) 新生子36~37℃ 4週齢までに38~39℃

心拍数 220~260回/分

呼吸数 15~35回/分

出生時の体重 80~140g 2週齢で出生時の倍になる

門歯・犬歯 3~4週齢で生え始める

小臼歯 5~6週齢で生え始める

行動・状態から、だいたいの週齢を判断

眼瞼が開く 10日齢 (2~16の範囲)

威嚇反射・対光反射 10~21日齢

正常な視覚 30日齢

耳道が開く 9日齢 (6~17の範囲)

機能的な聴力 4~6週

ほふく行動 7~14日齢

歩行 14~21日齢

自発的な排泄 3週齢

診察時の注意点(獣医師向け)

外見・被毛の状態

ノミの寄生の有無

口腔粘膜の色調

腹部の膨隆・・・栄養が足りているか・呑気していないか

臍の腫脹・炎症は無いか

口蓋裂・臍ヘルニア・四肢の変形・鎖肛などの先天異常は無いか

貧血・低タンパク血症・発熱・敗血症による機能性雑音の有無

排泄の介助

3週齢未満の子ネコは自力での排泄は困難

具合の悪い子ネコのほとんどは下痢をしている

血尿などが無いか確認

感覚器系の診察

目・・・眼球・眼瞼の異常の有無

新生子眼炎はお湯で湿らせたガーゼで分泌物を取り除く

抗生剤の眼軟膏を塗布(1日3回以上)

開眼時には角膜はやや混濁して見える

眼底検査は6週齢以下では難しい

4週齢以下では、耳道検査も難しい

各検査/投薬上の注意点

2~6週齢の子ネコでは、生理的な貧血が見られる(4~6週齢が最低値)

生後3~4ヶ月齢までに成ネコと同様の数値となる

糞便検査 ジアルジア イソスポーラ 線虫等の検査

パモ酸ピランテルは、2週齢程の子ネコでも使用可能(5~10mg / kg EO2ws)

低体温症

直腸温35℃以下・・・呼吸抑制・免疫系の機能障害・徐脈・イレウスを併発

脱水症を起こさないように、36.5℃まで、30分から2時間かけて緩徐に暖める

湯たんぽや、ヒーターを使う方法もあるが、体温の変化に注意

重度の低体温症の子ネコには、暖めた輸液剤を静脈投与もしくは浣腸する

低体温症の子ネコは、誤嚥性肺炎の危険性が非常に高い

体温が安定するまで、口から食べ物を与えない

低血糖症

Glu 50mg/dl以下

嘔吐・下痢・敗血症・低体温症・栄養失調などが原因

低体温症がなければ、5~10%糖液を胃チューブで1時間ごとに与える

その後、哺乳が可能であれば哺乳を開始

重度の低血糖症では、10~20%Gluを10ml/kg静脈投与

脱水症

下痢・嘔吐・栄養失調により生じる

6週齢未満の子ネコは、腎機能が未熟で、体脂肪が多く、水分が少ない

CRTの延長に注意

尿色が暗色になり、尿比重が高い

栄養

1日のエネルギー要求量は、体重100gあたり20kcal

水分要求量は、体重100gあたり180ml

子ネコの最大胃内容量は、体重100gあたり4ml

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