【犬・猫の栄養学】5大栄養素の一つ、ミネラル ~マンガン?コバルト?セレンって何?~

ウエルネス

概要

バランスよく栄養が摂取できていれば、無意識でも不足する事はまずありません。

偏ったサプリによる弊害も稀にありますので、ご注意を。

 

貧血の時には鉄分摂って。

骨粗しょう症の予防にカルシウム。

髪の毛には海藻がいい?

ふだん摂取している栄養素と、体調が関連しているのでは?

という疑問は、数多くありますが、

栄養学的に証明できるもの、できないものと様々です。

 

身体を作るために、ごく微量ながら必要な元素があり、

ミネラルと呼ばれています。

5大栄養素の一つ、ミネラルのまとめ

種類主なはたらき
カルシウム骨や歯の素になる。
筋肉の収縮を助ける。神経の通り・つながりやホルモンの分泌を調節する。
リン骨や歯、DNAの素になる。
アデノシン三リン酸(ATP)というエネルギーの素になる。
細胞膜を作る材料になる。
カリウム体液のバランスを調節する。
神経の通り・つながりを調節する。
細胞の中に必要な物質の輸送に関わる。
硫黄解毒作用。 皮膚、爪、被毛を作る素になる。
ナトリウム体液のバランスを調節する。
神経の通り・つながりを調節する。
細胞の中に必要な物質の輸送に関わる。
塩素胃液の成分。
体液のバランスを調節する。
マグネシウム骨や歯を作る素になる。
筋肉の収縮、神経の通り・つながりを調節する。
血液のヘモグロビン(酸素を運ぶ成分)の素になる。
亜鉛DNAやタンパク質、コラーゲンや被毛の合成を助ける。
貧血予防効果:鉄に作用してヘモグロビンに取りこまれる形に変化させる。
ヨウ素甲状腺ホルモンの合成に関わる。
セレン抗酸化作用をもつ。激しい運動や炎症からの回復を助ける。
マンガン骨の発育をうながす。炭水化物、タンパク質、脂質代謝を調節する。
クロム炭水化物, 脂質からエネルギーを取り出す反応を助ける。
コバルトビタミンB12の構成成分。造血を助ける。
この他にも、モリブデンやニッケルなど、栄養素として必要な微量元素は多数ある

サプリメントの摂り過ぎには注意して

微量元素の不足する事によって生じる体調不良は様々知られています。

たとえば、亜鉛の不足によって皮膚や毛づやが悪くなったり脱毛が起こる場合もあります。

 

この場合、サプリメントで亜鉛を摂ればよいというわけではなく、

食事全体を見直すことも必要かもしれません。

 

そのうえで、マルチビタミン・マルチミネラルなど、

複数のビタミンやミネラルが含まれているものを利用すると

食事に含まれるビタミンやミネラルも効率的に吸収させられます。

 

 

 

ミネラル不足で生じる疾患の例??

ペットフードの普及によって、

ミネラル(微量元素)の不足による病気には、ほとんど遭遇しなくなりました。

20年ほど前だと、青魚ばかり与えられていた猫(漁村のノラ猫など)には、

黄色脂肪症(イエローファット)という病気が、頻繁に見られました。

 

現代はごく稀に、手作り食などで食べるものが偏った状態が続き、

栄養性疾患を疑うこともありますが、

病的な状態になることはかなり稀です。

 

余談ですが…。

ペットフードが完璧、手作り食だと病気になるよという意見の元の1つが、

こういった微量元素の摂取を心配されるところから出てくるのかなと思います。

 

※ペットフードのうち、「総合栄養食」の表記があるものは、

微量元素についても不足することがないように作られています。

 

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