猫のヘルペスウイルス性眼疾患用点眼薬が販売開始 (2021.5.26更新)

医薬品情報

概要

・ 猫のヘルペスウイルス用点眼薬が認可を受け、販売が始まりました。

・ 人用に販売されていた薬剤(現在は販売終了)が、猫用に認可。

・ 軽度な副作用の頻度が高く、ヘルペスウイルスが原因という診断を慎重に行うことも重要。

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猫風邪。鼻気管炎、FVRとも言われます。

猫さん(とくに子猫)の風邪症状は、

鼻汁や涙目、結膜炎など、

目や鼻に症状が出る場合が多いです。

 

症状が重いFVR

鼻水目やにで、呼吸がしづらくなったり、

食欲も落ちると、体力が削がれてしまいます。

 

猫風邪の原因は、

  1. 細菌性のもの
  2. ウイルス性のもの
  3. 両方が原因のもの

が考えられます。

 

風邪といえば抗生物質と思われる方も多いですが、

抗生物質は細菌には効果がありますが、

ウイルスには直接的な効果はありません

 

ヘルペスウイルスへ直接の効果が期待できる薬は、選択肢がないので、

混合感染の可能性を考え、細菌に対して抗生物質を使用しているというのが、現状です。

 

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昨年12月に動物用医薬品として承認

 

今回認可の降りた点眼薬は、あくまでも

猫ヘルペスウイルスによる眼科的症状の軽減

ではありますが、

選択肢が増えるという点に期待します。

 

副作用として

眼痛、眼の違和感、結膜炎の悪化、角膜炎の悪化、角膜潰瘍、全身症状として、ときに嘔吐、食欲低下があらわれることがある。

また、軽度であるが高頻度に結膜充血が認められた。

とあります。

点眼薬を使う事のメリット/デメリットは慎重に行う必要がありそうです。

また、生後3か月未満の子猫への安全性は確認していないとの事です。

子猫への治療で苦慮することが多いので、ちょっと残念です。

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ウイルスは動物病院の検査で使う顕微鏡では、見ることができません。

症状の原因がヘルペスだと厳密に確定させるためには、PCR検査を行う必要があります。

<例>IDEXX 猫上部呼吸器疾患・猫結膜炎パネル

・ 猫ヘルペスウイルス1 (FHV-1)

・ 猫カリシウイルス (FCV)

・ Chlamydophila felis (クラミドフィラ・フェリス)

・ Mycoplasma felis (マイコプラズマ・フェリス)

・ Bordetella bronchiseptica (ボルデテラ・ブロンキセプティカ)

・ H1N1インフルエンザウイルス

費用がやや高額なこともあり、現状では、結膜炎の際に必ず行うような検査ではありませんが、

抗ヘルペス薬を使う際には、本当に必要な薬かどうか判断するために、

PCRで確定診断を行った方が、無難かもしれません。

 

 

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